アガルート社労士、入門・中上級・上級の分かれ目は択一式30点と35点

社労士試験・講座

※本記事にはプロモーションを含みます

アガルートの社労士講座を開くと、カリキュラムが入門・中上級・上級と3つ並んでいます。キックオフ社労士を入れると4つ。

どれを選ぶかで20万円以上動くので、迷うところです。でも講座一覧のページを読むと、選び方は公式にはっきり書いてありました。基準は択一式の点数です。

それで10講座の値段を全部並べてみたら、点数が上がるほど高くなる、という並びではありませんでした。

この記事でわかること

  • カリキュラムの分かれ目が択一式30点と35点にあること
  • いちばん高いのが上級ではなく中上級だということ
  • 期間限定10%OFFが10講座中7つにしか効いていないこと

択一式が30点に届かなかったなら入門、30点以上なら中上級、35〜40点なら上級。これが公式の書き分けです。値段は、この順番には並んでいません。

入る場所は択一式の点数で決まっている

講座一覧のページでは、カリキュラムごとに対象者が一文で説明されています。そこに点数が書いてあります。

カリキュラム公式の説明にある対象
入門初めて学習する方、本試験で択一式が30点に届かなかった方、過去問の理解に不安がある方
中上級学習経験者の方、本試験択一式で30点以上とれており、穴となっている部分を再インプットしつつアウトプット中心の学習をしたい方
上級学習経験者の方、本試験択一式で35〜40点ほど取れており、アウトプット特化の学習をしたい方
キックオフ社労士勉強を始める方や独学に限界を感じた方向けのスピードインプット講座

自己採点の数字さえ手元にあれば、ここで9割方決まります。迷う余地があるのは30点ちょうどのあたりと、35点の前後だけです。

択一式の点数と、案内されるカリキュラム(2026年9月23日確認)
初学者・30点未満入門
30点以上中上級
35〜40点上級
30点以上は中上級、35〜40点は上級。この帯は重なっているので、35〜40点の人は両方が候補になる。

35〜40点の帯は、中上級の条件(30点以上)にも入ります。どちらも選べる、という読み方になります。

違いは学習の型です。中上級は総合講義を積み直してから演習に入る形、上級はアウトプット特化。インプットをもう一周したいかどうかで分かれます。

値段は点数の順に並んでいない

10講座の価格を全部書き出しました。2027年合格目標、期間限定10%OFFの適用後です。

講座定価(税抜)10%OFF後(税込)
入門カリキュラム/フル238,000円235,620円
入門カリキュラム/ライト168,000円166,320円
基礎講義&入門総合講義98,000円97,020円
キックオフ社労士39,800円43,780円(割引なし)
中上級カリキュラム/フル278,000円275,220円
中上級カリキュラム/ライト208,000円205,920円
中上級総合講義148,000円162,800円(割引なし)
上級カリキュラム/フル248,000円245,520円
上級カリキュラム/ライト178,000円176,220円
総まとめ講座98,000円107,800円(割引なし)

フルの3つを並べると、中上級275,220円 > 上級245,520円 > 入門235,620円。学習が進んでいる人向けのほうが高い、という並びにはなっていません。

中上級がいちばん高いのは、総合講義をもう一周するぶん中身が多いからだと読めます。上級はアウトプット特化なので、そのぶん軽い。

入門と上級の差は9,900円しかありません。初学者向けがいちばん安いわけでもありません。価格は公式の講座一覧・価格表で確認できます。

フルとライトの差は6〜7万円です。中身の違いはアガルートの合格特典、全額返金の対象は10講座中3つで整理しました。合格特典が使えるのはフルだけ、という点もここに関係します。

この総額を12回で割ると月いくらになるかはアガルート社労士の分割払いは12回まで手数料0円|月額と、解約できなくなる条件に出しました。

10%OFFが効かない講座が3つある

価格表を写していて気づいたのが、割引表示のない講座が混ざっていることでした。

期間限定10%OFFの表示があるのは10講座中7つ。キックオフ社労士、中上級総合講義、総まとめ講座の3つには定価しか出ていません。この10%OFFの期間は2026年10月29日(木)23時59分までです。

共通するのは、カリキュラムではなく単品の講座だという点。キックオフ社労士も、スピードインプットの単発講座という扱いです。

とりあえず安いのを1つ、と思って総まとめ講座(107,800円)を選ぶと、割引の外になります。入門ライト(166,320円)との差は58,520円まで縮みます。

販売期間はどれも2027年8月15日までと書かれていますが、10%OFFのほうは期間限定の表記です。セール情報のページに期限が出ているので、そちらを見てください。

これとは別に、受験経験者割引10%OFFや他校乗換割引20%OFFなどの割引制度があります。6種類あって併用はできません。中身は社労士試験に落ちたら何からに並べました。

35〜40点の層だけ、給付金が使えない

もうひとつ、点数とお金の条件がずれているところがあります。

一般教育訓練給付金の対象になっているのは入門カリキュラム/フルと中上級カリキュラム/フルの2つで、上級カリキュラム/フルは入っていません。合格特典のほうは3つとも対象です。

フル3つ案内される点数合格特典給付金
入門30点未満対象対象(42,840円)
中上級30点以上対象対象(50,040円)
上級35〜40点対象対象外

給付金の額は、10%OFF後の税抜価格の20%です。割引を使うと給付金も減る仕組みになっています。

合格にいちばん近いはずの35〜40点の層が、給付金だけ使えない。上級を選ぶなら合格特典のほうを見ることになります。金額の計算は社労士講座の給付金はいくら戻る?対象2講座と、全額返金との分岐点20%に書きました。

35〜40点で中上級を選べば給付金は使えます。ただし中上級フルは上級フルより29,700円高い。50,040円の給付金と、29,700円の価格差。ここは電卓をたたいておきたいところです。

よくある質問

択一式が30点ちょうどでした。入門と中上級のどちらですか

公式の書き方では30点以上が中上級です。ただし入門のほうには「過去問の理解に不安がある方」という条件も並んでいます。点数が足りていても手応えがなかったなら、入門が想定している層に入ります。

初学者ですが、キックオフ社労士だけで足りますか

スピードインプット講座という位置づけで、合格特典や給付金の対象には入っていません。43,780円という値段も、カリキュラムとは桁がひとつ違います。試験範囲を一周する用途とは別物と考えたほうが無難です。

フルとライト、どちらを選ぶべきですか

差は6〜7万円です。合格特典の対象はフルだけなので、合格したときに戻る額まで含めると差は逆転します。条件は合格特典の記事にまとめてあります。

価格はこれから変わりますか

10%OFFは期間限定の表記です。販売期間そのものは2027年8月15日までとされています。買う前に公式ページで今の表示を確認してください。

まとめ

  • カリキュラムは択一式30点と35点で分かれる。35〜40点は中上級と上級の両方が候補
  • フル3つでいちばん高いのは中上級275,220円。上級245,520円、入門235,620円で、点数順ではない
  • 10%OFFは10講座中7つ。キックオフ・中上級総合講義・総まとめ講座は対象外
  • 給付金の対象は入門フルと中上級フルだけ。上級フルは対象外

点数で入り口が決まり、そこから割引と給付金の条件がついてきます。順番に見ていけば、選択肢は思ったより少ないはずです。講座一覧と価格表を開いて、自分の点数の行から読むのが早いと思います。

他社も含めて価格帯そのものを見たい場合は社労士の通信講座を「合格率の分母」で比較したに5社を並べてあります。第58回の合格率と基準点は第58回の合格基準点と合格率に書きました。


この記事で確認したもの

対象:アガルートの社労士試験講座トップにある「講座一覧/価格表」。2027年合格目標の10講座について、対象者の説明文・定価・10%OFF後の価格・税込価格を書き写しました。給付金と合格特典の対象講座は、それぞれの公式ページで確認したものです。

時点:2026年9月23日

やったこと:10講座の価格を並べて、割引表示のある講座とない講座を分けました。フル3つを価格順に並べ替えて、公式が示す対象者の点数順と一致しないことを確認しています。29,700円は中上級フルと上級フルの税込価格の差、9,900円は上級フルと入門フルの差です。

書かなかったこと:各カリキュラムの講義時間は公表値が見つからなかったので触れていません。どのカリキュラムが合格しやすいかも書いていません。アガルートは講座別の合格率を公表していないためです。分割払いの手数料も今回は調べていません。

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