社労士試験に落ちたら何から?講座の割引6種類は併用できず、申請は購入前まで

社労士試験・講座

※本記事にはプロモーションを含みます

第58回の合格発表は10月1日にありました。合格率は9.3%です。

自己採点で手応えがなかった人は、成績通知を見て来年をどうするか決める時期です。

講座各社は、もう2027年合格目標の販売を始めています。アガルートの10%OFFセールは10月29日まで。

来年に向けて、何から手をつけるか。決めるための材料を並べました。

この記事でわかること

  • 総得点で落ちたのか、科目別基準点で落ちたのかで戦略が変わること
  • 択一式の点数で、買うべき講座のグレードが決まること
  • 今年受験した人だけが使える割引があり、申請に期限があること

落ちたときに最初に見るのは、教材ではなく成績通知です。講座を買うなら、割引の申請は購入前にしかできません。

順に説明します。

アガルートの社労士講座を公式サイトで見る

落ち方は2種類ある

社労士試験の合格基準は、試験オフィシャルサイトにこう書かれています。

「合格基準点は、選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定めます。各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格となります」

不合格の型は2つです。

落ち方状態来年の方針
総得点が足りない全体的に知識量が不足範囲を広げる。学習時間そのものを増やす
科目別基準点に届かない科目がある1科目だけ穴が空いているその科目を潰す。他は維持でいい

後者は、総得点が合格ラインを超えていても落ちます。1科目の取りこぼしで、ほかの科目の努力が帳消しになる仕組みです。

成績通知が届いたら、まずどちらの型だったかを見てください。そこを見ずに来年はもっと勉強すると決めると、去年と同じ配分で、同じ結果になりかねません。

試験は選択式8科目40点、択一式7科目70点。科目の中身は独学テキストは何冊必要かを整理した記事に載せています。

択一式の点数で、買う講座が変わる

教材を選ぶときも、点数が手がかりになります。

アガルートは択一式の得点でカリキュラムを分けています。

一括で払えなくても、12回までなら分割手数料0円の枠があります。条件はアガルート社労士の分割払いは12回まで手数料0円|月額と、解約できなくなる条件にまとめました。

どの点数がどのカリキュラムに対応するかはアガルート社労士、入門・中上級・上級の分かれ目は択一式30点と35点にまとめてあります。

択一式の得点対象カリキュラム税込価格
30点に届かなかった/初受験入門カリキュラム/フル235,620円
30点以上中上級カリキュラム/フル275,220円
35〜40点ほど上級カリキュラム/フル245,520円

2026年9月11日時点、期間限定10%OFF適用後の金額です。

択一38点の人が入門カリキュラムを買えば、もう知っている内容に23万円を払い直すことになります。点数を見てから選ぶ理由は、これに尽きます。

割引は6種類ある。ただし併用できない

アガルートの公式サイトには、割引制度が6つ並んでいます。

制度対象割引率
他校乗換割引他社の有料講座で学習していた人20%
再受講割引アガルートの社労士講座を受講したことがある人20%
ステップアップ割引アガルートの他講座からの移行20%(キックオフからは10%)
他資格試験合格者割引宅建・行政書士・司法書士などの合格者アガルート経由20%/他社経由10%
グループ割引3名以上での申込10〜20%
受験経験者割引社労士試験を受験したことがある人10%

今年受けた人が当てはまるのは、最後の受験経験者割引。必要なのは受験票のデータです。

ここで見落としやすい点が2つあります。

1つ目。公式サイトに「他の割引制度との併用はできません」と各制度の注意事項に明記されています。複数に該当しても、使えるのは1つだけです。

2つ目。対象はフルカリキュラム3種だけです。ライト版、単体講座、キックオフ社労士はすべて対象外と明記されています。

申請は購入前まで。買ってからでは受け付けられない

これがいちばん効いてきます。

公式サイトの割引制度ページの冒頭に、こう書かれています。

「割引制度の申請は、ご購入前にお願いいたします。ご購入手続き後の申請は、受け付けておりません」

先に買ってしまうと、割引は適用されません。入門カリキュラム/フルなら10%で2万円台、20%なら4万円台の差になります。

手順は、証明書を用意してクーポン申請フォームから申し込み、発行されたクーポンを購入時に適用する流れです。カスタマーセンターからの連絡には2営業日ほどかかると案内されています。

申し込もうと決めたその日に、割引価格で買えるとは限りません。締切ぎりぎりに動くと、割引を取り逃しかねません。

なお再受講割引とステップアップ割引だけは事前申請が不要で、購入画面でクーポンを選ぶ形だと記載されています。

割引制度の対象と申請フォームを公式サイトで確認する

10%と20%、どちらを使うか

今年受験していて、しかも他社の講座を使っていた人は、2つの制度に当てはまります。併用できないので、率の高いほうを選べば済みます。

  • 他社の有料講座を受けていた → 他校乗換割引20%。受講書や領収証が必要
  • 独学だった → 受験経験者割引10%。受験票があれば申請できる
  • 行政書士や宅建を持っている → 他資格試験合格者割引。他社講座で合格した場合は10%

独学で受けた人は自動的に10%です。他社講座を使っていた人は、証明書が手元にあるかどうかで20%を取れるかが決まります。

領収証やマイページの受講履歴は、いま確認しておいてください。

セール価格からさらに引かれる。10月29日までの実額

アガルートはいま、2027年合格目標の対象カリキュラムを10%引きで売っています。期間は2026年10月29日(木)23時59分までです。

割引制度の注意事項には、特別価格かSALE価格が設定されている場合はその金額からさらに割引く、と書かれています。セールと割引制度は重なります。フル3種で計算すると、こうなります。通常価格は入門238,000円、中上級278,000円、上級248,000円(いずれも税抜)です。

フルセール受験票で10%他校から20%
入門214,200192,780171,360
中上級250,200225,180200,160
上級223,200200,880178,560
単位は円、すべて税抜。受験票で10%は受験経験者割引、他校から20%は他校乗換割引で、セール価格から引いた計算値です。税込の額と端数は購入画面で確認してください

中上級/フルなら、受験票1枚で通常より52,820円安くなります。他社講座の領収証があれば77,840円です。

10月30日からはセールが終わります。同じ受験経験者割引でも、中上級/フルは278,000円から引くので250,200円。セール中より25,020円高くなる計算です。次のセールがあるかどうかは、公式には出ていません。

申請してから連絡が来るまで2営業日ほどかかるので、実際の締切は10月27日(火)ごろと見ておくのが安全です。

ひとつ確かめきれなかったのが、合格特典の全額返金との関係です。割引後の金額で買った場合にいくら戻るのかは、公式ページからは読み取れませんでした。そこが決め手になる人は、申し込む前に受講相談で聞いてください。

受験経験者割引の条件と申請フォームを見る(アガルート公式)

まだ続けるか決まっていないなら

落ちた直後に23万円の判断をする必要はありません。

もう1年やるかどうかを決めるだけなら、月1,078円のサブスク講座で全体像を一周し直す方法があります。無料体験は期間無制限で、自動で有料に切り替わらないと公式サイトに記載があります。

ただしこちらは公式が「入門編講座」と明記している教材です。合格用の本科講座ではありません。役割の違いはオンスク.JPの社労士講座を確認した記事に書いています。

他社の料金や合格率と並べて見たい場合は、合格率の分母で通信講座を比較した記事にまとめました。

続けると決めたら、次は始める時期です。ひと月遅らせると1日の勉強時間がどれだけ増えるかは社労士の勉強はいつから始めるかで計算しています。

よくある質問

合格発表のあと、いつ申し込めばいいですか

受験経験者割引の申請には受験票を使うので、発表後でも割引は使えます。ただ、申請は購入前まで。セールの10%OFFは10月29日までで、制度の中身は予告なく変わることがあると公式に書かれています。締切は自分の目で確かめてください。

発表前に申し込めた早期スタート安心制度は、9月30日で受付が終わりました。

割引と合格特典は併用できますか

割引制度と合格特典は別の制度です。ただし合格特典は教育訓練給付金と併用できないと明記されています。条件は合格特典の条件を全部読んだ記事に整理しました。

ライト版でも割引は使えますか

使えません。ライト版、単体講座、キックオフ社労士は割引の対象外だと、公式サイトに書かれています。

科目別基準点に救済はありますか

あります。厚生労働省の資料では、その科目で基準点以上を取った人が5割に満たないときに引き下げると決められています。直近5回、第54回から第58回のうち4回で、選択式のどこかの科目が下がりました。第58回は選択式の雇用保険法が2点に下がり、択一式は全科目4点でした。

第58回の合格基準点と過去5回の動きは第58回の合格基準点と合格率に分けてあります。

まとめ

  • 不合格には総得点型と科目別基準点型がある。成績通知でどちらかを先に確認する
  • 択一式の点数で買うべきカリキュラムが変わる。点数を見ずに選ぶと買い直しになる
  • 割引は6種類あるが併用できず、申請は購入前まで。買ってからでは受け付けられない

来年の勉強量を決める前に、今年の成績を読む。順番を逆にすると、同じ配分で同じ結果になります。

アガルートの社労士講座と割引制度を見る

この記事で確認したもの

対象:社会保険労務士試験オフィシャルサイトの試験概要・合格基準/アガルートアカデミー社労士講座の価格と6つの割引制度

時点:2026年9月11日(早期スタート安心制度は2026年9月25日、過去の合格基準は2026年9月26日、セール期間と割引の重ね方は2026年9月29日確認)

やったこと:試験オフィシャルサイトで第58回の日程と合格基準の定め方を確認し、アガルートの割引制度ページを制度ごとに読んで、対象者・割引率・申請方法・注意事項を拾いました。「併用できない」「申請は購入前」はどちらも公式の注意事項に書かれている文言です。

書かなかったこと:

  • 科目別基準点で落ちた人の割合。公表されていないため、どちらの型が多いかは書けません
  • 割引後に買ったときの全額返金の額。公式ページからは読み取れませんでした
  • 他社の割引制度。今回はアガルートの公式ページのみを読んでいます
  • 教材の中身の評価。運営者はこの講座を受講していません

※試験日程と合格基準は社会保険労務士試験オフィシャルサイト、価格と割引制度はアガルートアカデミー公式サイトで2026年9月11日に確認したものです。価格・キャンペーン・割引制度の内容は予告なく変更されることがあります。申込前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

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